マンションのベランダでパイナップルの再生栽培! 3年目の春に紫の花が開花、5ヶ月半後に完熟

2022年7月頃にスーパーで購入したパイナップルの切れ端(冠芽)で再生栽培をスタート。3年目の2025年の春、パイナップルの鉢植えに変化が現れ、紫の花が開花!その後5ヶ月で完熟を迎えました。開花と完熟の様子を写真でお伝えします。

スポンサーリンク

3度目の春、パイナップルに変化が・・・

2022年にはじめたパイナップルの再生栽培。根が出るまでは水耕栽培、その後、鉢植えしてから、夏場はベランダ、冬場は室内での越冬を繰り返し・・・ 3年度の春を迎えた2025年、下の写真のように中央から小さなトゲトゲした葉っぱの集まりが現れました。

撮影日:2025年4月18日
スポンサーリンク

パイナップルの「紫の花」

その後、10日ほどでパイナップルの形に変わり、実になる部分から紫の突起物が飛び出し、更に10日経過した頃、紫の花が開花していました。はじめて見るパイナップルの花に感動!

撮影日:2025年4月29日
撮影日:2025年5月10日
スポンサーリンク

開花2ヶ月後のパイナップルの果実

花が咲いたところが一つ一つ膨らみ、果実のカタチがパイナップルらしく成長してきました。

撮影日:2025年7月3日
スポンサーリンク

完熟パイナップルの収穫!

緑色をしたパイナップルの果実が、部分的に黄色く色づき始め、約1週間で全体が真っ黄色になり、完熟を迎えました。

撮影日:2025年9月28日

果実の大きさは小ぶりで・・・ソフトボールくらいのサイズでした。一方、冠芽が大きく成長して高さを測ると36cm。重さは果実が230g、冠芽は260g。果実と冠芽の重さを合わせると490g、果梗が耐えきれず、傾き始めたので、折れないように補強してあげました。

撮影日:2025年9月28日

果実の皮に一部、虫に食われたような穴が開いていたので、中に虫がいないか?グチャグチャに腐っていないか?心配でしたが、勇気を出してカットしてみると大きな影響は認められず、下の写真のように、みずみずしく美味しそうな感じでした。

撮影日:2025年9月28日

小ぶりなパイナップルでしたが、完熟して収穫したからか、市販品よりもパイナップルの甘い香りがかなり強い印象を受けました。また、市販品は熟しすぎると果実の繊維質がグチャグチャになっていますが、完熟パイナップルは熟しても包丁でシッカリと繊維がカットできる感覚があり、違いを感じました。カット後の果実の重量は91.5gでした。

撮影日:2025年9月28日

貴重な完熟パイナップルを試食してみると、甘いけど甘すぎず、後味はサッパリしていて、美味しかった!パイナップルを育てたのも、完熟パイナップルを食べたのも、はじめてでしたが、3年越しでミッションをクリア!価格的には市販品を買った方が圧倒的にお手頃ですが、楽しく学びのある3年でした。

パイナップルの親株の茎から生える新芽(吸芽)

パイナップルの果実の成長に気を取られていましたが、いつの間にか・・・親株から新芽(吸芽)が成長していました。

撮影日:2025年9月28日

掘り返して観察すると吸芽には根がなく、親株の茎から生えていました。

撮影日:2025年9月30日

今後はこの吸芽を育てるため、「親株の葉っぱ」は切り落とし、「親株の根」はそのまま植え直してみました。

撮影日:2025年9月30日

来年の春、パイナップルが開花したら続報をお届けします。