騒音レベルの比較
省エネで静音タイプのDCモーターを採用したニトリのサーキュレーター(品番:FST-E3DN_WH)と2007年度製のHoneywell(品番:HT-800)のサーキュレーターの騒音レベルをスマフォアプリを使って比較してみました。
- 省エネ静音DCモーター
- 定格電圧:AC100V
- 定格周波数:50Hz/60Hz
- 定格消費電力:18W(50Hz/60Hz)
- 自動首振り(約):左右60度/上下90度
- 最大風速(約):5.4(m/s-50Hz/60Hz)
- 風量調節:8段階、リズム、おやすみ
- タイマー:切タイマー1~4時間(1時間毎)
- リモコン操作:約3m以内
- 自動OFF機能(8時間)
- 重量(約):2.87kg
- 畳数:16
- 定格電圧:AC100V 50/60Hz
- 消費電力:50Hz 35W(強)・24W(中)・20W(弱)/60Hz 32W(強)・23W(中)・18W(弱)
- 手動首振り:上下90度
- サイズ:幅265*奥行150*高260mm
- 重量:1.7kg
- 羽サイズ:20cm
- 畳数:4.5-6
騒音チェックはスマフォアプリのSonic Toolsを使用しました。サーキュレーターからスマートフォンを50cm離し、風量を最弱から最強まで上げながら測定を行ないました。測定時に風の影響を受けないように、サーキュレーターの向きは90°上向きにしました。
室内でサーキュレーターOFFの時の騒音レベルは約25db。テレビは消して、会話もせず、息を潜めた状態で測定したかなり静かな環境になります。
ニトリのサーキュレーターの騒音は、風量1~4までは気にならず、風量5から羽の音が気になり、風量6で約40dbに達しました。
一方、Honeywellは、風量Ⅰから騒音レベルが約40db。リビングや就寝時に使用するには騒音が大きく、年に数回しか使っていませんでしたが、納得の結果となりました。
風量の強さを合わせて騒音を比較すると・・・
一方、重さ6gのゴム風船を膨らまし、サーキュレーターの風圧で約90cmまで持ち上がった時の風量を比較してみると・・・Honeywellの風量Ⅰに対して、ニトリのサーキュレーターは風量7でほぼ同等という結果となりました。
先ほどの騒音レベルをニトリの風量7とHoneywellの風量Ⅰで比較すると、約40dbで差異がありません。ニトリのサーキュレーターは『DCモーターで静音性が高い!』と言われていますが、今回の検証から『実用的に使いやすい弱めの風量設定が可能で、静かに使える!』というのが正解のようです。
自動首振り・タイマー・リモコンなど多機能で使いやすい
ニトリのサーキュレーターは、上下90°左右60°の自動首振りや、重量がわずか16.5gの小型軽量のリモコン、1~4時間で設定できるタイマーなど、多機能なのも良いですね。欲を言えば、左右の首振りが約60°で固定されているため、可動域が2~3段階で選べたら、もっと使いやすくなり嬉しいですが、現状でも全く問題はありません。
メンテナンス
背面2ヶ所のネジを緩め、カバーを右側にスライドさせると、簡単にカバーを取り外せます。扇風機と比較するとネジ2本でも面倒に思えるかもしれませんが、Honeywellのサーキュレーターの背面にはネジが6本もあり、サーキュレーターとしては圧倒的にメンテナンス性に優れ、定期的な清掃も苦にならないレベルです。
以上、ニトリのサーキュレーターをHoneywellと比較しながらご紹介させて頂きました。
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